編者
冨井大裕・藤井匡・山本一弥
執筆者
冨井大裕・藤井匡・山本一弥・松本隆・黒川弘毅・細井篤・伊藤誠・桑名紗衣子・櫻井かえで・棚田康司・戸田裕介・長谷川さち・原一史・袴田京太朗・髙柳恵里・AKI INOMATA・多和圭三
概要
素材・技法が様々で他ジャンルと結びつくことも多い今日の彫刻は、「彫刻とは何か」という共通の理解をもち得ていない。彫刻は、彫刻に関わる人の数だけ存在する。彫刻が「わからないもの」と見做される理由のひとつには、この彫刻についての考えの多様さがある。しかし、この多様さ=彫刻のわからなさこそ、彫刻の豊かさの証明なのである。彫刻を識り、彫刻を考えるための一冊。武蔵野美術大学がおくる『彫刻の教科書』第一弾。