「現代彫刻と古代ギリシア彫刻~創作活動と研究について」 (特別展示≪リアーチェの戦士≫復元摸刻の制作者松本隆による解説) 1972年、イタリア南部の町「リア―チェ」の海岸から発見された2体のブロンズ像は、古代ギリシアのものと想定され、貴重な等身大ブロンズ像であることや、見事な造形などから、当時は今世紀最大級の考古遺物の発見として話題に上がりました。当像は、発見地名から通称《リア―チェの戦士》と呼ばれ、現在イタリアのレッジョ・カラブリア国立考古博物館に展示されています。今年は発見50周年を迎え、さらに注目を浴びています。 この度、私の古代ギリシアのブロンズ彫刻の技法研究で扱った資料を「ヤマザキマリの世界」に合わせ展示いたしました。講演では、松本の制作活動(現代彫刻)と研究(古代ギリシア彫刻)というテーマで、今回の展示物を参照しながら解説します。 開催日:2022年 11月25日(金) 開催時間:17:00~18:00 開催場所:東京造形大学4号館4-A教室 事前申込不要・参加費無料 住所: 〒192-0992 東京都八王子市宇津貫町1556番地 TEL: 042-637-8111(代表)/ FAX: 042-637-8110(代表) JR横浜線 相原駅よりスクールバス5分(徒歩15分) ※スクールバスはどなた様も無料でご利用いただけます